ウオーターボールを使った初めての夜のプログラム「NWWAウォーターボールde夜空ノムコウ☆星ノカケラ」が9月21日から、大津プリンスホテル（大津市におの浜4）スイミングプールで実施される。

暮れなずむ琵琶湖を眺めながら水に浮かんでリラックスできる

　ウオーターボールは直径2.5メートルの透明なビニール製の球体に入り、びわ湖を浮遊体験できるプログラムとして「NWWA日本ウォータウォーク協会」（大津市木の岡町）が企画し、オーパルオプテックス（雄琴5）が2009年から体験プログラムとしうて実施。2013年3月には体験者1万人を達成した。今も年間3000人が楽しむびわ湖の人気プログラム。

　今回の夜のプログラムはNWWAびわ湖PRプロジェクトが企画、大津プリンスホテルが協力し12月まで実施する。ボールに入る定員は2人。ボールの中にはクッションと小型オーディオプレーヤーを用意し、リラックスできる空間を提供する。

　事前体験会に参加した東近江市の行待真菜美さんは「昼間に一度乗ってアクティビティとして水中歩行を楽しんだ。今回は全く別の体験で夕暮れの景色が変わっていく時間を楽しめた。ボールの中は外とは隔絶された非日常的な空間で、ゆっくりできた。プールの上に寝そべる不思議なすてきな体験」と感想を語る。

　同協会代表の御舩泰秀さんは「日帰り観光が多い大津。夜の観光プログラムとしての可能性を試したく企画した。シーズンオフのホテルのプールの有効活用にもなる。びわ湖に広がる星空、夜の景色、見上げるプリンスホテルの明かりなどを感じながらのリラックスタイムを楽しんでいただければ」と体験を呼び掛ける。

　体験料金はカップル5,400円（20分）。18歳以上限定。開催日時は9月21日・22日以降12月までの毎週金曜・土曜、17時30分～21時。悪天中止。予約は大津プリンスホテル（TEL 077-521-1111）まで。