![LSAP案内](https://images.keizai.biz/biwako-otsu_keizai/headline/1472100510_photo.jpg)
県内の創業や市民活動において活動の持続化に至っていないプランや収益化に結び付いていないプランを支援することを目的とした1カ月間のメンタリングプログラム「LakeSide Amplifier Program(通称LSAP)」が10月1日から開催される。
昨年11月に開催された「Startup Weekend Shiga Change Makers in Nagahama City」の様子
県内ではこれまで「Startup Weekend Shiga」や「ビジネスプランコンテスト」など、スタートアップビジネス・地域課題の解決・多文化共生の推進などをテーマに多くのイベントが行われてきた一方で、アイデアは出たものの事業化や継続に結び付かない活動も多くある。そこで今回、活動の持続化に至っていないプラン、収益化に結び付いていないプランを「メンタリング」という対話や助言を主とする育成アプローチを通じた成長支援プログラムを実施する。
プログラムでは仮説・検証・修正の過程を迅速に繰り返しながらサービスを固める「リーンスタートアップ」というマネジメント手法を基に、おのおのの事業や活動の顧客は誰か、顧客が本当に求めていることは何か、無駄な要素はどこかを1カ月かけて検討。滋賀にゆかりのある、創業支援・市民活動支援のプロフェッショナルがメンター陣となり、参加者の事業を一緒に見つめ直す。
スケジュールは10月1日、15日、22日の3日間。29日には、参加者がこれまでの成果をプレゼンし、事業やサービスのデモを行うプログラムの集大成「Demo Day」を開く。
同イベント実行委員会の代表、高瀬昇太さんは「スタートアップウィークエンドを開催する中で多くのアイデアが出て、事業化に向け現在も動いている事業があるなど盛り上がりを見せてきた。今回の企画は、アイデアは出たもののそのままになってしまっているような事業や活動をじっくり学ぶ場所として活用してほしい。滋賀県で活躍するような起業家が出てきたり、地元で活動するような元気な若者が育ったりする場になるとうれしい」と話す。
参加費は1団体につき1万円(食費・交通費別)。申し込みはウェブサイトで受け付ける。