滋賀県立琵琶湖博物館(草津市下物町)の累計来館者が8月17日、1000万人を突破した。
くす玉を割る寺井慧君と家族とお祝いに駆け付けた「キャッフィー」
1000万人目の来館者は名古屋市の小学生、寺井慧君。日野町に里帰り中に家族で来館した。記念式典では、くす玉を割り、同館副館長の津田清和さんから1000万人来場者認定証と花束、びわ湖クルーズ券やバイカルアザラシのぬいぐるみなどの記念品を贈呈された。
1997年開館の同館は、2015年より6年計画でリニューアルを実施している。昨年7月14日に第1期リニューアルが終了。バイカルアザラシやカヤネズミの展示、プランクトンを観察するマイクロバー、ふなずしの臭いを体験できるコーナーなど趣向を凝らした展示が人気を呼び来館者が増え、昨年度の開館者は10年ぶりに45万人を上回った。
同館では現在、企画展「小さな淡水生物の素敵(すてき)な旅」を開催。淡水環境を支える謎の多い小さな淡水生物の不思議さ、面白さ、重要性を伝える。
開催時間は9時30分~17時。月曜休館。観覧料は、一般=750円、大学生・高校生=400円、中学生以下無料。企画展入場料は、一般=200円、大学生・高校生=160円、中学生・小学生=100円。同企画展は11月19日まで。