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大津パルコ20年の歴史に幕 青春の思い出に別れ

大津パルコ20年の歴史に幕 青春の思い出に別れ

閉店セレモニーの様子。青春時代をパルコで過ごした30代、40代が多く駆け付けた

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 大津パルコ(大津市打出浜)が8月31日、閉店した。1996年11月2日に開業以来、20年10カ月の歴史に幕を下ろした。

1996年、大津パルコ開業時のポスター。「滋賀に都会が来る!とワクワクした」と当時を振り返る女性も

 最終日の開店前には行列ができた。栗東市から来た女性は「開業当時近くで働いていて、よく来店した。滋賀にパルコができたときはうれしかった。思い出の場所を最後に見たくて来た」と話した。

 14年前にパルコに出店した「ルイーズ・ドゥ」のマネジャー山本貴子さんは「2008年に草津にイオンモールができて、パルコ内のお店の多くが移転した。その中で、ルイーズがあるからパルコに来るというお客さんもいて、今日まで続けてきた。来月からは隣の西武大津店に移転するので、これからもお客さんとの関係を大切に、店を続けていきたい」と話す。

 同店店員の松井弥千代さんは「ときめき坂でクレープを買って、パルコまで歩いて、映画を見て、青春時代を過ごした場所。無くなってしまうのがさみしい」と閉店を惜しむ。

 「雅楽(うた)」の店員奥田徹さんは「現在関西に11店舗ある系列店の中で、パルコ店が第1店舗目。大津のお客さんはいい人が多くて、お客さんに店を育ててもらった」と話す。

 同店店員の福冨里映さんは「今日は昔からのお客さんが来店してくれた。お客さんとはプライベートでも仲がよく、7年間同店に勤め、子どもの成長を見守ることができた。1号店がなくなることをお客さんもさみしがってくれている。また大津市内で開業できるように、場所を探している」と話す。

 紀伊国屋書店に来店した岩崎真由美さんは「絵本の種類が豊富で、季節によってお勧め絵本の展示があり、いつ来ても違う絵本に出合えた。子どもと一緒によく通った思い出の本屋さん。滋賀県に紀伊国屋書店はここにしかないので、閉店はさみしい」と話した。

 20時40分からは正面入り口前の円形広場で閉店セレモニーが行われ、閉店を惜しむ多くの人が集まった。大津パルコ店長竹井信治さんのあいさつの後、花束が贈られ、涙ぐむ店員も。

 セレモニー参加者は「一つの時代の終わりを見届けに来た。大津パルコとの最後のお別れに、これだけ多くの人が集まり、地元に愛された店だったのだと感じた」と話した。

 大津パルコは昨年10月にアーク不動産に運営が譲渡されており、来年春に別の商業施設として開業予定。7階ユナイテッドシネマは9月1日以降も営業を継続する。

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