まちづくり大津(大津市浜大津1、TEL 077-523-5010)は、大津市の「中心市街地活性化基本計画」の先導的な事業として実施する「なぎさ公園テナントミックス施設整備事業」の一環で6月25日より募集していた「なぎさ公園オープンカフェ」のテナント4店を発表した。
決定したテナントは、有機・無農薬野菜と地鶏を提供し大津市内の陶芸家の陶芸作品を紹介する「ウォームズ」をはじめ、コーヒー豆にこだわった喫茶軽食の「ショコラ」、イタリア料理店「アンチョビ」、人工光源(LED)を利用した無農薬野菜を提供する「天使のカフェ」の4店。
同事業は、「広域的な集客力をもつ拠点作り」「びわ湖を生かす新しい観光まちづくり」「なぎさ公園等周辺と一体となる活性化」「大津らしさを発揮する個性的魅力空間」「『環境・健康・観光』の複合効果」を方針に掲げる。同社担当者は「特に環境・健康・観光を重視して選考し、4店舗全ていずれかの要素は満たしている」と話す。
建設予定地は「なぎさ公園・打出の森」(大津市打出浜)内(約5,500平方メートル)。木造1階建て(1部ロフト状2階)で店舗専有延べ床面積は約400平方メートル。各店舗とも20~40席の屋内席のほか、屋外席も設ける。敷地内にはイベント広場、デッキ、コミュニティーガーデンなども併設する。
開業は来春を予定。