大津市など県内8市2町らが、スマートフォンを使ったスタンプラリーなどで健康を推進するアプリケーション「BIWA-TEKU(ビワテク)」の運用を1月10日より始めた。市民の健康的な生活習慣の実践、健康寿命の延伸を目指すとともに、スタンプラリーによる観光振興が目的。
石山駅に設置された「BIWA-TEKU(ビワテク)」の階段広告(関連画像)
瀬田川沿いの夕照の道や江若鉄道廃線跡、信楽窯元散策路などのコースを実際に歩き、対象スポットでチェックインすると健康ポイントがもらえる。「急がば回れ」ということわざの語源となった矢倉道標から矢橋港跡までを巡るコースもある。
端末内蔵のヘルスアプリと連動して歩いた歩数をカウントし、琵琶湖一周などを目指す「バーチャルラリー」もあり、規定歩数を歩くとポイントを取得。また、特定検診やがん検診の受診や各市町の健康イベントに参加することでもポイントがたまり、1年ごとに賞品抽選に応募できる。
大津市の担当者は「健康になることを目的にするのではなく、スマホアプリを気軽に楽しむことで、継続的な健康づくりにつながるツールになればうれしい。県内の魅力的なスポットも知ってもらいたい」と利用を呼び掛ける。
ポイント取得期間は12月31日まで、賞品応募期間は2019年1月1日~31日。問い合わせはBIWAKOスキやねん保険者協議会サポートデスク(TEL 050-3702-1640)まで。