![ベンキー・ジョイス選手](https://images.keizai.biz/biwako-otsu_keizai/headline/1516174282_photo.jpg)
プロバスケットボールBリーグ1部滋賀レイクスターズのベンキー・ジョイス選手、佐藤卓磨選手の加入後初のメディア向け公開練習が1月16日、滋賀銀行体育館(大津市木下町)で行われた。
ジョイス選手はオーストラリア出身、身長202センチ、体重104キロの24歳。ポジションはパワーフォワード。狩野祐介キャプテンは同選手について「よく動いて、ジャンプ力もある。頭がよくて、来てすぐにレイクスのバスケを理解して、なじんでいる」と評価する。
ジョイス選手は「練習場やチームスタッフなど、周辺の環境が整っていて、プロ選手として成長するいい機会になると感じて、滋賀に移籍することを決めた。ショーン・デニスヘッドコーチは、オーストラリアでもトップレベルのコーチとして有名なので、コーチのもとで多くのことが学べるのも大きい」と話す。
狩野キャプテンは、佐藤選手については「194センチの長身でもよく動き、リバウンドもうまい。今、シュートを重点的に練習しているので、これができればもっとよくなって、チームの力になってくれると思う」と話した。
佐藤選手は滋賀を選んだ理由として「地域密着のチームで、ブースターとの距離も近いと感じた。そうしたチームで周囲に支えてもらいながらプレーすることで、プロ選手としてもより上を目指せると思った。東海大学の先輩の狩野さんや、高校の先輩の菅原洋介さん、同じ北海道出身の高橋耕陽さんがいることも心強い」と話す。
プレーについては、「走るプレーとディフェンスで、ルーキーらしくフレッシュなプレーを見せて、チームに勢いを与えたい」と意気込みを見せた。
狩野キャプテンは「2人が加入して、今シーズンにデニスヘッドコーチがやりたいバスケがさらにできると思う。シーズン前半は、競った試合でミスから負けることや、20点差を逆転負けすることが多かった。そういう時は、自分のミスを人のせいにしてしまったり、人のミスを責める気持ちが表情に出てしまったりして、チームの雰囲気が悪くなってしまった。そうならないように、キャプテンとして声を掛けてコミュニケーションを大事にしたい」と話した。
練習では18日のブレックスアリーナ宇都宮(宇都宮市元今泉)でのブレックス栃木戦に向けてお互いに声を掛け合い、連携を確認する場面が多く見られた。