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野洲で「兵主祭」写真展 室町時代から続く伝統を後世に

兵主祭 二之宮みこしの渡御(とぎょ)(撮影=辻村耕司さん)

兵主祭 二之宮みこしの渡御(とぎょ)(撮影=辻村耕司さん)

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 写真展「兵主祭(ひょうずまつり)近江の国兵主郷の春まつり」が現在、野洲市歴史民俗博物館(野洲市辻町)で開催されている。

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 兵主祭は兵主大社(野洲市五条)を中心とした18の集落から成る「兵主郷(ひょうずごう)」の春祭りとして、農作物の豊かな実りと集落の平穏を願って毎年5月5日に行われている。

 1497年の古文書に「兵主十八郷」「四月御まつり」とあることから、室町時代にはすでに行われていた歴史ある祭り。後世に伝えるため昨年開催時に撮影を行った。

 同館学芸員の齊藤慶一さんは「古くから郷土に伝わる祭礼への理解を深めることで、先人たちが育んできた信仰や文化を考える機会となれば」と話す。

 開館時間は9時~17時。月曜休館。入館料は、大人=200円、大学・高校生=150円、小中学生=100円。野洲市民は入場無料。5月6日まで。

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