大津で4月27日、シェアサイクルのサービスが始まる。
まちづくり大津(大津市打出浜2)は4月26日、シェアサイクルプラットフォーム「ofo(オフォ)」を日本で展開する「OFO JAPAN」(東京都千代田区)とシェアサイクル事業に関する包括連携協定を締結し、市内でのシェアサイクルのサービスを開始すると発表した。
中心市街地と三井寺、近江神宮周辺の観光エリアを中心に66カ所の専用ポートを配置。「都度利用」「1日パス」「月額パス」の3種類の料金プランで利用できる。
大津市は「コンパクトで持続可能なまちづくり」を目指し、昨年11月に「シェアリングシティOTSU」を宣言。子育てや家事を「シェア」し、市民同士で助け合うシステムを導入した。今回、シェアサイクルを始めることで市民の毎日の移動や観光における交通利便性を向上させ、回遊性や滞在時間の向上による街のにぎわいを創出し地域活性化を目指す。
越直美大津市長は「シェアサイクルの開始で、市民や観光で大津を訪れた方が、より便利に市内を巡っていただくことを期待している。シェアリングシティーとしての取り組みにもぴったりで、環境にやさしい移動手段」と話した。
まちづくり大津の山本勝義代表は「より多くの人に便利に、気軽に市内を回っていただき、大津の魅力を発見してもらいたい。エリア拡大を支援していきたい」と話した。
利用料金は、都度利用=30分100円、1日パス=500円、月額パス=2,500円。