「守山ほたるパーク&ウォーク」が5月19日より、守山市ほたるの森資料館(守山市三宅町)を中心とする守山市内各地で開催される。
守山市はホタルの発生地として国の天然記念物に指定された歴史があるが、環境の悪化により、一時はほぼ全滅状態となった。1979(昭和54)年から「ホタルのよみがえるまちづくり事業」に取り組み、市を挙げてホタルの保護に取り組んだ結果、多くのホタルが飛ぶようになった。
JR守山駅からほたるの森資料館までを散策コースとして、あまが池親水緑地公園(守山市守山)や目田川河川公園(守山市下之郷町)、同館などのスポットでホタルを観賞できる。
19日にはあまが池親水緑地公園でオープニングセレモニーを実施。滋賀県住みます芸人の「ファミリーレストラン」が出演する。
20日には立命館守山(守山市三宅町)で「星のお兄さん爆笑出張星座解説ショー」を実施。全国ツアーをするほど人気のプラネタリウム解説者田端英樹さんによる星座の解説が行われる。
ほかにも手作り灯篭を並べ明かりを灯す「本町夢灯」や市民劇団によるほたる公演などのイベントを開催する。
副実行委員長の清原大晶さんは「今回で15回目を迎え、回を重ねるごとにすてきなイベントになってきている。ホタル観賞とイベントを楽しむとともに、周辺の環境の大切さを感じ、将来につなげていくきっかけになればうれしい」と話す。
「駅から徒歩数分の市街地でホタルを観賞でき、土日は無料シャトルバスも走る。家族や友人と守山のまちを散策して楽しんでほしい」とも。
今月27日まで。