ファーマーズマーケット「おうみんち」(守山市洲本町、TEL 077-585-8318)の「地域食材バイキング」で学校給食用「ソフトめん」を使ったメニューが提供されている。
ソフトめんのサラダを持つ「おうみんち」チーフの西村弘子さん(関連画像)
「ソフトめん」は、1960年代に学校給食用に開発された麺で、ビニール袋に個包装された麺をミートソースやスープに入れて食べる。近年、家庭用に販売されるなど給食に懐かしさを求める世代の注目を集めている。
同店では白井製麺所(野洲市冨波乙)の「近江ソフトめん」を使ったサラダを提供。同店チーフの西村弘子さんは「あえてうどんにせず、こういう使い方があるという提案にサラダにした」と話す。「滋賀県出身の人は懐かしいと言って食べてくれる。私は京都出身なのでソフトめんが新鮮に感じた」とも。
同店は隣接する直売所で野菜を中心とする地元の食材を販売している。西村さんは「食材が売っていても使い方が分からないという人が多く、バイキングレストランは調理の仕方の提案の場所にしたいと思っている。レシピは全て公開しているので、気軽に聞いてほしい」と話す。
同市在住の森崎加野乃さんは「あっさりしていておいしい」と話す。一緒に来店した友人と「京都にはなかった」「愛知県のソフトめんは、もう少し太かった」と会話が弾んでいた。
直売所では毎週土曜に「近江ソフトめん」を1袋78円で販売する。
営業時間は11時~15時。水曜定休。バイキング料金は、大人=1,296円、小学生=864円、幼児=540円、3歳以下無料。