京阪電車大津鉄道事業部は11月1日、同大津線錦織車庫で「大津線感謝祭」を開催し普段見ることのできない車両工場などを一般公開する。
同イベントは今回で6回目。会場ではさまざまな体験コーナーを設け、トーマス号仕様のミニ京阪電車に乗れる「ミニ京阪電車」や作業用台車を改造した2人乗りの足こぎ自転車でレールの上を走る「京阪電チャリ」のほか、車庫内で本物の電車が運転できる「電車でゴー」、電車に乗ったまま洗車機を通過する「洗車でゴー」、迷路を走る電車の到着駅を当てると参加賞がもらえる「どこに着くのかな」(有料)などを展開する。
今年は、10月19日に開業したばかりの同中之島線に導入された新型車両3000系の運転席部分を実寸大に再現したモックアップも登場。運転手気分で記念撮影などができる。
同社運輸課の田中さんは「毎年どのコーナーも行列ができる。特に『電車でゴー』は整理券を配るほどの人気。今年も多くの人にさまざまな体験をしてもらえれば」と話す。
開催時間は、10時~15時。