伊藤園(東京都渋谷区)は11月1日より、滋賀県をはじめとする関西2府4県で売り上げの一部をびわ湖の環境保全活動に寄付する「お茶で琵琶湖を美しく。」キャンペーンを実施している。
同キャンペーンでは、関西地区で販売する「お~いお茶」製品の全パッケージや営業車両などに滋賀県のシンボルマーク「Mother Lake」を表示し、びわ湖環境保全の必要性を訴求する。同製品の売り上げ本数に応じて寄付額を設定し、「ヨシの保全や水質汚濁の防止・改善」など滋賀県が推進する環境保全活動に寄付する。
同社広報部の中川さんは「関西でも何か環境保全ができないかと考え、近畿の生活や産業を支えとなっている『びわ湖』に注目した。多くの方にとって身近にある『びわ湖』と『環境』について考えていただける機会になれば」と話す。
期間中、写真家・今森光彦さんの代表的なびわ湖の風景写真を使用したテレビCMも展開し、「訴求効果を高める」(同)。
12月7日には、県内最大のヨシ帯がある西の湖で同社社員と同社ホームページ上で募った一般参加者による「びわ湖周辺のヨシ刈り体験やクリーンアップキャンペーン」を実施予定。キャンペーンは来年1月31日まで。