「びわ湖わんにゃんマルシェ」が10月14日、アル・プラザ野洲平面駐車場(野洲市小篠原)で開催される。
人と動物たちが寄り添う優しいまちづくりをテーマにしたマルシェで、ペット雑貨や手作り雑貨、飲食ブースが出店する。保護犬・保護猫の譲渡会やペット相談会も開かれる。
実行委員の川口ひとみさんは「誰でもペットを飼える裏側で、さまざまな理由から命を絶たれる犬猫がいることを知り、犬猫との暮らしや愛情のあり方について今一度考えるきっかけとなる情報を発信している。まずは知ることが大切なので、動物の好き嫌い関係なくたくさんの人に楽しんでもらえるマルシェを開催している」と話す。
冬季を除き毎月第2日曜に開催。今までに9回行われ、譲渡会では計40匹が引き取られた。保護犬を引き取った岩城美穂さんは「犬を引き取ってから、子どもたちの責任感が強くなり、『一番小さく弱い命』を守るために思いやりの心が育っている。保護犬に癒やされ、『うちに来てくれてありがとう』という気持ちで過ごしている」と話す。
川口さんは「雑貨やグルメブースもあり、ペットを飼っていない人も楽しめるイベントなので、気軽に来てほしい」と呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。入場無料。今年の開催は11月まで。