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滋賀レイクスターズ4連敗 狩野選手キャリアハイも「あと少しの壁」

10日にキャリアハイの31得点を上げた狩野祐介選手

10日にキャリアハイの31得点を上げた狩野祐介選手

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 Bリーグ滋賀レイクスターズが11月10日・11日ウカルちゃんアリーナ(大津市におの浜)で富山グラウジーズに連敗した。

ラワル選手とスミス選手のマッチアップ

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 今季開幕から、新潟アルビレックスBB、川崎ブレイブサンダース、栃木ブレックスといった強豪チームに勝利するも、勝ち切ることのできない試合が多く、3勝10敗で迎えた富山戦。10日は身長208センチ・体重138キロの富山のジョシュア・スミス選手と、インサイドも強く、アウトサイドシュートも打てるレオ・ライオンズ選手に苦戦。2人で50得点、16リバウンドとゴール下を制される。マッチアップしたガニ・ラワル選手のファウルが増え、4クオーター(Q)残り5分でファウルアウト。逆転され、84対91で敗戦した。

 3ポイントシュートを7本中6本決め、キャリアハイの31得点したキャプテン狩野祐介選手は、「3Qまではよかったが、4Qの大事な場面でのミスが痛かった。いくら点を取っても勝たないと意味がない。勝てば自信が付く。下を向かずに打ち続ける」と話した。

 11日は富山が滋賀のアウトサイドシュートへの対策をしたこともあり、両チームとも半分がペイントエリア内での得点というインサイドでの戦いに。外国籍選手のファウルが増えると、交代出場した荒尾岳選手がディフェンスで貢献。開幕直前に練習生から昇格した西裕太郎選手が気迫のプレーを見せるなど日本人選手が活躍するも、72対85で敗戦した。

 両日とも3Qまではリードしていたものの、4Qで失速。富山に得点を重ねられ、敗戦した。

 ショーン・デニスヘッドコーチは「毎週こういう試合の繰り返しで、残念な結果が続いている。『あと少しの壁』が乗り越えられずにいる。手で止めようとするからファウルになるので、足を使ってディフェンスする。プレッシャーのかかる時間にシュートを決めきるなど、改善点はたくさんある。このチームの素晴らしいところは選手の性格がいいこと。全員が正しいことをやろうとしている。4Qにミスを恐れて消極的なプレーが多くなった。『ミスをしないように』と考えると、余計にミスを意識してしまう。考え方を変えていきたい」と話した。

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