「ジュニアアスリートのためのスポーツ栄養講座」が11月19日、Le lavage(ルラヴァージュ)(守山市浮気町)で開催された。
スポーツをする小・中学生の保護者を対象に、DNA栄養アドバイザーの前田優子さんが講座を開いた。「ジュニアアスリートの基本のご飯」をテーマに、パフォーマンスの向上にはどんな栄養素が必要か、普段の食事で気を付けたいことについて講義。8人の保護者が参加した。
前田さんは「私の子どもはサッカーをしているが、食が細く、スポ少(スポーツ少年団)の練習で疲れてご飯が食べられないことも。身長の伸びが悪くなり、食事が影響しているのかもと思い、スポーツ栄養学について学んだ。栄養と休養については軽視されがちだが、栄養と休養をしっかり取ると、集中力も上がり、質のよい練習になる。大学生になってから食事を変えることは難しいので、子どもの頃からの食習慣が大事」と話す。
講座では、効率よく栄養を吸収するための組み合わせや、スポーツをしている子どもが特に取った方がいい栄養素などについて解説した。
八日市市の女性は「小学生の子どもが陸上をしている。成長期の前に食事について学びたいと思って参加。毎日のご飯で、少しでも子どもの力になれれば」と話した。
講義の後は、管理栄養士の西知里さんとDNA栄養アドバイザーの敷島智子さんが作った「ジュニアアスリートサポートご飯」を試食。「さんまの香味だれサラダ風」「サツマイモのきんぴら」「トマトと小松菜のツナあえ」などのレシピとともに、子どもが食べやすい工夫などを伝えた。
次回の開催は1月17日。開催時間は11時~13時。テーマは「骨を強く!身体を大きくするごはん」。申し込みはフェイスブックで確認できる。