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石山寺で梅が見頃 梅を味わうイベント「梅つくし」、特別拝観も

見頃を迎えた梅の花

見頃を迎えた梅の花

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 石山寺(大津市石山寺)の梅の開花に合わせて2月18日、イベント「梅つくし」が始まった。

蕎麦屋すみ蔵の梅おろしそば

 石山寺の境内には第一梅園「薫の苑(においのその)」と第二梅園「東風の苑(こちのその)」、第三梅園の「水仙の苑」に寒紅梅や冬至梅など40種約400本の梅の木が植えられている。今年は冬が暖かく、雪も少なかったことから昨年より早く開花。石山寺観光協会の土本晃さんは「今日の時点で3分~5分咲きだが、暖かい日が続くので、開花は進むと思う。種類の違う梅が順次咲くので、1カ月の期間中はずっと梅が楽しめる」と話す。

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 境内には盆梅も展示され、訪れた人の目を楽しませた。京都市から来た女性は「西国三十三所札所めぐりで石山寺にご朱印をもらいに来た。梅の季節に来られてよかった」と話した。

 石山寺近くの店舗では「梅おろしそば」や和菓子など、梅にちなんだメニューを提供する「梅のおもてなし」を実施している。茶丈藤村(さじょうとうそん)では「蕎麦薯蕷(じょうよ)薫苑(かおりのその)」を提供している。梅園の枝に積もった雪に咲く紅梅をイメージしたまんじゅうで、冬期限定。店主の徳永真理亜さんは「梅が咲くと春が来たとホッとする。島崎藤村が22歳の頃過ごした『茶丈蜜蔵院』を再現した店内で味わってほしい」と話す。

 ほたるの里では揚げみたらし団子に梅のたれをかけた「揚げ団子梅の香」を提供。大津市の女性は「揚げみたらしが珍しいと思って買った。外はカリッとしていて中はもちっとしていておいしい」と話した。

 蕎麦屋すみ蔵では「梅つくし」の期間中、「梅おろしそばセット」を限定提供する。同店は2017年7月にオープンし、毎日手打ちしたそばを提供。店主は「無添加の出汁と梅の酸味を楽しんでほしい」と話す。

 石山寺本堂内陣では18日から「西国三十三所札所草創1300年記念特別拝観」の第4弾として聖徳太子立像と地蔵菩薩立像の特別公開を実施。石山寺責任役員の鷲尾龍華さんは「聖徳太子の2歳の頃の伝説を元に作られたお像で、可愛らしいお姿をしている。石山寺は聖徳太子と縁が深い。梅と合わせて見ていただければ」と話す。

 梅つくしは3月18日まで。特別拝観は5月19日まで。入山料は600円。本堂内陣拝観料は500円。