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滋賀レイクスターズ、デニスヘッドコーチと契約継続

デニスヘッドコーチと西村社長

デニスヘッドコーチと西村社長

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 Bリーグ滋賀レイクスターズは4月25日、ショーン・デニスヘッドコーチとの契約を継続することを発表した。期間は6月1日から2021年5月31日までの2年間。

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 滋賀の2018-19シーズンは、強豪チームに勝利するも、6~7連敗を繰り返し、2月のリーグ中断時点で8勝32敗のリーグ18チーム中最下位となった。

 滋賀は、2月に17-18シーズンから在籍したディオール・フィッシャー選手との契約を解除。さらに12月に契約したばかりのマーカス・ブレイクリー選手との契約を解除し、元NBA選手のヘンリー・ウォーカー選手と、フィリピンリーグなどで活躍したアレン・ダーラム選手と契約した。

 ウォーカー、ダーラム両選手加入後の滋賀は、ボールの動きがよくなり、チームアシスト数が飛躍的に増え、チームでボールをシェアして得点に結びつく場面が多くなった。終盤の20試合は勝率5割で18勝42敗の西地区5位、Bリーグ12位でB2入れ替え戦の出場を回避した。

 滋賀の西村大介社長は「今シーズン最後の20試合で、チームの進むべき方向性は明確になった。チームの強化には一貫した哲学に基づくチーム文化を築いていくことが重要。チームバスケットをベースとしたデニスコーチの指導力で、レイクスを今よりも上のレベルに引き上げてくれることを期待している」と話す。

 デニスヘッドコーチは「今シーズンの勝敗や成績は、クラブやブースターに対して決して満足のいくものではなかったが、われわれの目指すバスケットのスタイルは出せるようになっている。若手も育ってきて、彼らの貢献によって成績も上向いてきた。さらに来シーズン以降のチャンピオンシップ進出に向けたチーム作りを進めていきたいと思っている」と意気込みを見せる。

「3月の富山戦で大敗を喫してしまったときも、ベンチ裏のブースターは応援を続けてくれた。あのような試合展開ではブーイングを浴びることはあったが、最後まで応援を続けてもらった経験は初めてだった。レイクスブースターの応援に恩返しをしていきたい」と話した。

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