Bリーグ滋賀レイクスターズは5月1日、ヘンリー・ウォーカー選手との契約を継続することを発表した。
ウォーカー選手はNBAのボストンセルティックスやニューヨークニックスで活躍しNBAで181試合に出場。2月11日に滋賀に加入した。17試合に出場し、1試合平均21.5得点。Bリーグ18チーム中最下位だった滋賀を牽引し、残留プレーオフ出場回避に導いた。
ウォーカー選手は、高橋耕陽選手が「ウォーカー選手とアレン・ダーラム選手が外の選手に打たせるためにドライブしてくれるので、思い切って外から打てる。2人には普段から『フリーにしてやるから打て』と言われているので、思い切ってシュートを狙える」と話すように、日本人選手を生かすプレーでチーム全体の得点を増やした。
西村大介社長は「チャンピオンシップ(CS)進出に向け、大きな戦力が再び戻ってきてくれることになり、頼もしく思う。今シーズンの終盤のチームのように、ウォーカー選手自身の得点力や勝負強さだけでなく、周りの日本人選手の能力を引き出してほしい」と期待を寄せる。
ウォーカー選手は「滋賀レイクスターズに来シーズンも戻れることにとても興奮している。より強いチームを目指しCS出場を果たすということは私にとって逃したくないチャレンジ。レイクスファンの皆さんの前で楽しくプレーすることができた。CSに出場することで皆さんの応援に恩返しをしたい。困難な目標だが、私たちはその力を持っている」と話した。