店内をNゲージ車両が走行-鉄道模型バー「銀座パノラマ」、人気に

写真=びわ湖をイメージした巨大なジオラマを列車が走行する様子

写真=びわ湖をイメージした巨大なジオラマを列車が走行する様子

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 11月21日にグランドオープンした「フォレオ大津一里山」(大津市一里山7)で、店内をNゲージ車両が走る「Train Cafe&Dining bar銀座パノラマ大津店」(TEL 077-547-3627)が人気を呼んでいる。運営は、滋賀県内で飲食店事業やスポーツ事業などを展開する日本観光開発(草津市大路3)。

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 同店は、銀座店、尼崎店に次ぐ全国で3店舗目。店舗面積は約30坪、席数は43席。店内には、びわ湖をイメージしたL字型に展開する全長約8メートルの巨大なNゲージ用ジオラマを設置し、4線ある線路には6両編成の新幹線などが走行する。運転席にCCDカメラを搭載した車両が走行すると、壁のモニターに迫力ある走行シーンが映し出される演出も。

 「店内で走る列車を見ながら飲食できるのは、子どもだけでなく大人にも喜んでいただける」と同店店長の寺元豪さん。

 メニューは、「和風ハンバーグ」(680円)、「チキンときのこの和風パスタ」(980円)、「メキシカンピラフ」780円などのほか、子ども向けには「あま~いお子様カレー」(800円)などを用意する。新幹線をかたどったプレートに料理を盛り付けた「スペシャルキッズディナープレート」(800円)は、「売り上げの3割を占めるほどの人気がある」(同)と話す。

 ソフトドリンクは、コーラ(350円)、ジンジャーエール(350円)など、アルコールは、生ビール(600円)、クラスワイン赤・白(各450円)など15種類、カクテルは、ジンライム(500円)、ジントニック(600円)など26種類を用意し、ダイニングバーとしての魅力も備える。

 寺元さんは「列車の駆動部分のモーターは非常にデリケートで、少しのほこりが入っただけでもすぐに故障してしまうので毎日営業終了後に分解清掃をしている。大変だが子どもたちに喜んでもらえれば」と苦にならない様子。「今月20日ごろからは店内での車両販売も予定している。今後は車両持ち込みによるレンタルレイアウトやトレインキープのサービスも提供したい」と意欲を見せる。

 営業時間は10時~21時。

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