Bリーグ1部の滋賀レイクスターズの巨大ボードが10月3日、膳所駅舎橋上コンコースに設置された。
高さ2.2メートル、幅5.5メートルのボードには12人の選手の写真と「大津市は滋賀レイクスターズのホームタウンです」の文字がデザインされている。ボードのお披露目には、滋賀の西村大介社長、シェーファーアヴィ幸樹選手、大津市市民部の金本正彦さん、大津駅の中井泰央駅長が出席。突然現れた大きな選手の写真に驚いて見上げて通る人もいた。
西村さんは「レイクスターズ、バスケットボールの文化を大津市に根付かせたいと思っている。日常的に目に触れることで大津市の皆さんにレイクスを意識してもらいたい。通勤時に『レイクスが勝っている』といい気分になってもらえるように、チームも頑張りたい」と話した。
中井駅長は「2年前に新しくなった膳所駅が華やかになった。今までは何もなかったので、電車を降りても本当にアリーナの最寄り駅なのか不安に思う人が多かった。ボードがあることでホームアリーナの最寄り駅であることをアピールできる」と喜んだ。
シェーファー選手は「駅構内の人目に触れる場所に大きくてかっこいいポスターを設置してもらってうれしい。皆さんの目に触れて、応援してもらっていることを自覚してファンのために頑張りたい」と話した。5日のBリーグ開幕に向けて「日本代表として世界を経験したので、パスのスピードや精度など、自分自身も高めて、チーム全体のレベルを上げていきたい。チャンピオンシップ出場という目標に向かって、チームが一つになっている」と意気込みを見せた。
滋賀のホーム開幕戦は12日にYMITアリーナ(草津市野村)で開催される宇都宮ブレックス戦。ホームアリーナのウカルちゃんアリーナ(大津市におの浜)での開幕戦は19日の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ戦。