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ブランチ大津京に無人書店 「本屋のアイデンティティーを守りたい」

棚ごとに違うジャンルの本が並ぶセルフブックス店内

棚ごとに違うジャンルの本が並ぶセルフブックス店内

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 無人書店の「セルフブックス」が11月30日、ブランチ大津京(大津市二本松)にオープンした。

決済の方法を説明する店主の平田幸一さん

 スマートロックとキャッシュレス決済で無人書店として運営する。会員となった客は専用IDを入力してロックを解除して入店し、本を選び、自分でレジを操作して代金を支払う。オープンから10日で150人が会員登録をした。店内には新刊書と古書約1000冊が並び、自分の本を売ることができる貸し棚も設置。店主の平田幸一さんは「募集開始3日で貸し棚の予約が埋まった。自分がいらない本を並べても売れないので、人にお勧めしたい本を売ってほしい。一緒に本屋を育てていってもらえればうれしい」と話す。

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 平田さんは無人書店「ふうせんかずら」(奈良市南城戸町)を運営。「無人販売は、本屋としてのアイデンティティーを守るため。カフェや雑貨を併設せずに純粋な本屋として経営を成り立たせるために無人書店にした。奈良の店では、本が好きで本屋に対する敬意を持っているお客さんばかりなので、『本屋をつぶしたくない』という思いを持ってくれている。大津でもこの店が気に入って、『また来たい』と思ってもらえれば悪いことをする人もいないのでは。ショッピングモールでの出店は初めてだが、性善説に立って運営していく」と話す。

 「奈良の店では棚ごとに『ブックセレクター』がいて、ジャンルが違う本が並び、棚にファンが付く。薄く広いジャンルの本をそろえるのではなく、ターゲットに対して深い本を並べたい。大津の店はどんな人が来るか分からないので、これから来る客層によって本を入れ替えていく」とも。

 屋台のような「お店キット」を組み立て、子どもが店長になって本を売ることができる「本屋さん体験」も実施する予定。12月14日・15日は店内にスタッフが在中し、貸し棚の説明会などが行われる。

 営業時間は10時~21時。

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