東京2020オリンピック聖火リレー滋賀県実行委員会は12月17日、滋賀県聖火リレーで県内を走行するランナーを発表した。
「オリンピック聖火リレーのランナーを務めさせていただくことは大変光栄」とコメントした騎手の武豊さん
一般公募は4189人の公募があり、11歳から79歳までの32人が選ばれた。11歳の小学生は2008(平成20)年4月1日生まれで、全国で最年少となる。推薦枠では日本騎手クラブ会長の武豊さん、ミュージシャンで滋賀県ふるさと観光大使の西川貴教さん、元WBC世界バンタム級王者の山中慎介さん、パラトライアスロン選手の宇田秀生さんらが内定した。
武さんは「競走馬の調教施設がある滋賀の地で、オリンピック聖火リレーのランナーを務めさせていただくことは大変光栄。当日は、オリンピック・パラリンピックのご成功を祈りつつ走りたい」とコメントした。
聖火リレーは3月に福島県からスタートし、全国47都道府県を巡る。滋賀は30番目で、5月28日に高島市のマキノピックランドを出発し、琵琶湖大橋を渡り、県南部の各市をリレー。1日目は大津市でゴールする。2日目は甲賀市の水口スポーツの森陸上競技場をスタートし、県内を北上。長浜市の豊公園でゴールする。高島市のメタセコイア並木、近江八幡市の八幡堀、彦根市の彦根城など19の市町の観光スポットも走る。琵琶湖サイクリストの聖地碑のある守山市では自転車による聖火リレーも予定している。
滋賀県では、聖火リレーコースの沿道整理や出発式の整理などを行うボランティアを募集している。応募期間は2月28日まで。