栗東市青少年育成市民会議発足50周年記念大会が1月25日、栗東芸術文化会館さきら(栗東市綣)で開催される。
同市民会議は次代を担う青少年のたくましく心豊かな生育を願って1969(昭和44年)に結成された。50周年を記念して大会を開催する。
栗東市内の大宝学童保育所「みつばちクラブ」による江州音頭をアレンジした「ござれGO-SHU」と「パプリカ」の手話と歌の披露や、市内3中学校の吹奏楽部による演奏、フリーキャスターの清水健さんによる講演会「大切な人の『想い』とともに・・・青少年へのメッセージ」が行われる。
清水さんは読売テレビの報道番組のメインキャスターを務めていた2015(平成27)年に妻を乳がんで亡くし、現在は子どもを育てながら講演活動とがん入院施設の充実、がん撲滅、難病対策のための団体への支援活動をしている。講演会では清水さんの経験をもとに感じた人の温かさ、現在の仕事・育児の中で感じる思いや青少年へのメッセージを独自の視点でありのままに語る。
同市民会議の担当者は「青少年の可能性を伸ばし、地域を担う人材として成長できる環境を整えるのは大人の責務。そのために家庭・学校・地域との連携強化を図り、青少年が誇りと自覚、責任をもって成長できるための取り組みを協力して進めたい」と話す。
開催時間は13時~16時。入場無料。