第75回国民体育大会冬季大会フィギュアスケート競技の少年男子が1月29日・30日、三沢アイスアリーナ(青森県三沢市)で開催され、滋賀県代表の本田ルーカス剛史選手(綾羽高校)が個人総合2位に輝いた。
フィギュアスケート少年男子滋賀県代表として出場した本田ルーカス剛史選手と小林隼選手(写真提供=滋賀県)
本田選手は2002(平成14)年9月15日兵庫県生まれ。綾羽高校(草津市西渋川)2年生。小学2年生からフィギュアスケート競技を始め、昨年11月に全日本ジュニア選手権で3位入賞。1月26日に全日本高校スケート競技選手権で男子総合2位に入賞している。
29日のショートプログラムで4位につけた本田選手は30日のフリースケーティングで3位となり、179.38点で総合2位入賞を決めた。築山由美監督は「インターハイから休む間もなく国体に出場して、しっかり練習もできないまま本番を迎えた。本田選手は踊りが得意なので、音楽に乗って滑ってくれた。納得のいく演技ではなかったが、疲れている中、よく戦ってくれた。滋賀県としては5位の成績を残せてよかった」と話した。
本田選手は2月4日~9日、ドイツで開催される「バヴァリアンオープン」にジュニア日本代表として出場する。