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草津に無添加フレッシュジュース専門店「くだものかふぇ」 滋賀県初出店

ジュースを渡す「くだものかふぇアル・プラザ草津店」のスタッフ

ジュースを渡す「くだものかふぇアル・プラザ草津店」のスタッフ

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 フレッシュジュース専門店「くだものかふぇアル・プラザ草津店」(草津市西渋川)が2月19日、オープンした。滋賀県初出店。

熊本オレンジ(400円)、オレンジ&イチゴ(600円)などカラフルなジュース

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 オレンジ&パイナップル(450円)、メロン(450円)など9種類のレギュラーメニューのほか、期間限定でイチゴ(580円)、JR九州ファームのオレンジを使った熊本オレンジ(400円)などを提供する。市場から仕入れた新鮮なフルーツを店舗でカットし、注文後に一杯ずつ調理し無添加のジュースにする。

 「くだものかふぇ」は大分県中津市で2003(平成15)年4月に1号店をオープンした。社長の小野寺聡さんは「果物は国境や宗教を超えて、世界の人が共通で食べられるもの。おいしくてヘルシーで無添加のジュースを提供したいという思いと、生産者の支援をしたいという思いでオープンした。畑、土の質、家族構成まで分かるくらいに生産者さんのところに通い、一緒に農作業をして汗を流し、そこから生まれる愛情を店舗でジュースにして表現している。店舗は生産者さんの作った果物の発表の場。無添加にこだわり、無添加のシロップを10年かけて開発した。心掛けているのは、誰でもできることを誰もできない領域にすること」と話す。

 アル・プラザ草津店はシー・オー・エム(彦根市)がフランチャイズ権を獲得し、開店した。小野寺さんは「フランチャイズは、理念の共有が難しく、10年前からフランチャイズの募集を中止していたが、シー・オー・エムさんは理念が同じで、相互発展していけると感じてお声を掛けた。今は大分産や熊本産の果物が中心だが、今後は滋賀県産の果物を使ってジュースを作りたい。滋賀県の生産者さんのためにどこまでできるか考えている」と話す。

 シー・オー・エムの営業部部長三原由美子さんは「小野寺社長の理念や思いに共感し、一人でも多くの人に知ってもらいたいと思った。メニュー展開や工夫で食品ロスも少なく、オペレーションも効率がいい。まずは草津店を成功させて、滋賀県内で店舗を展開したい」と話す。

 29日まではオープンセールとしてドール社の「極撰バナナ」を使ったバナナジュースを100円引きの250円で提供。バナナジュースを注文するとバナナに絵が描ける「バナペン」の進呈も。

 営業時間は10時~21時。

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