居酒屋「石山NIKUKAPPOU(ニクカッポウ)」(大津市栄町)が4月9日、デリバリーとテークアウトのみの営業を始めた。
ブラックアンガス牛タン弁当(テークアウト1,250円、デリバリー1,620円)
ニクカッポウは、ブラックアンガス牛のステーキや牛タンのデミグラスみそ煮込み、肉すし、肉みそポテトサラダなどの肉を中心としたメニューを提供する居酒屋で、2019年10月にオープンした。同店と「肉とチーズの古民家バルISHIYAMA MEAT MARCHE」(松原町)を運営するSIXSENSES社長の角前靖人さんは「新型コロナウイルスの影響で歓送迎会が全てキャンセルとなり、居酒屋には大きなダメージだった。赤字が多くなる一方で、2店舗とも休業しようかと考えたが、正社員もアルバイトも生活があり、何とか仕事をしないといけないと思い、ニクカッポウのみでテークアウト営業をすることにした」と話す。
ブラックアンガス牛のステーキ弁当(1,000円)、ローストビーフ丼(650円)、唐揚げ丼(500円)などの弁当のほか、サーロインのすじ煮込み(380円)、牛タンのデミグラスみそ煮込み(590円)、自家製鶏ハムとカシューナッツのクリーミーサラダ(390円)などの居酒屋メニュー、「ニクカッポウのハヤシルー」(500グラム1,000円)、牛すじや端材のお肉(100グラム80円)などの食材も提供する。前菜、ローストビーフのサラダ、唐揚げ、スペアリブ、ガトーショコラなど12品の「お子さま&大人のごはんセット」(1人前1,300円)も提供。車で片道15分圏内には配達もする。デリバリーの場合は価格が異なる。
角前さんは「学校が休校になり、毎日ご飯を作るのは大変だと思う。店のターゲットは男性だが、女性や子どもも食べやすいお弁当も作った。休業中の石山ミートマルシェのメニューが食べたいという声に応えて、ラインアップも増やした。お母さんやお子さんにも家で楽しんでもらえたら」と話す。
営業時間は11時~22時。4月中は無休。デリバリーは3,000円以上から。