Bリーグ所属のプロバスケットボールチーム「滋賀レイクスターズ」が4月28日、小学生の自宅学習と運動推進を目的とした学習ドリルとオンラインスクールの動画公開を始めた。
滋賀レイクスターズ計算ドリル(写真提供=滋賀レイクスターズ)
滋賀レイクスターズは、2019-20シーズン、滋賀県内の小学生の学力向上プロジェクトの一環として、イシダ(京都市)の協賛で「イシダクイズ」を行い、試合に関する計算クイズの全問正解者の中から5人に滋賀の選手の写真を掲載した「レイクスドリル」を配布していた。
新型コロナウイルスの影響で学校が休校となり、ゴールデンウイークも外出自粛が続く小学生のために「STAY HOME応援宿題」として、低学年向けの漢字ドリルと高学年向けの算数ドリルを無料ダウンロードできるようにした。29日からは「STAY HOME特別ドリル」として、低学年向けの算数ドリルを1日1ページ公式ツイッターで公開する予定。
同チーム公式ユーチューブチャンネルでは「青空スクールオンライン」を開講し、自宅で体を動かす機会を提供しようと毎週火曜と金曜に未就学児から小学校低学年向けの30分程度の動画を配信する。滋賀レイクスターズの選手やスタッフがストレッチなどの簡単な運動、自宅でできる遊び、滋賀県に関するクイズなどを紹介する予定。1回目の28日は前田怜緒選手が出演する動画を配信した。
滋賀レイクスターズの担当者は「自宅に居続けなければいけない時間が長引いているが、レイクスからの宿題で勉強も遊びも楽しく感じてもらえたら嬉しい。今年のゴールデンウイークはしっかり『ステイホーム』をして、早く新型コロナウイルスを終息させられるよう、これからも子どもたちを応援する企画を考えていきたい」と話した。