滋賀県競技力向上対策本部(大津市京町)が5月20日、ジュニアアスリート向けトレーニング動画の10回目の配信を始めた。
ジュニアアスリート向けトレーニング動画「スポーツリズムトレーニング」編(滋賀県競技力向上対策本部ユーチューブより)
同対策本部は、2024年滋賀県で開催予定の第79回国民スポーツ大会・第24回全国障害者スポーツ大会「わたSHIGA(わたしが)輝く国スポ・障スポ」時に「少年の部」出場年齢になる子どもたちをターゲットエージとして強化している。新型コロナウイルスの影響で3月から強化練習会などの活動を休止しているが、「子どもたちに自宅でできるトレーニング動画を届けたい」と滋賀県競技力向上対策本部のユーチューブチャンネルで動画の配信を決めた。
医科学サポートスタッフのトレーナー8人が協力し、整形外科や病院などそれぞれの職場で動画を撮影。4月29日からストレッチ、体幹トレーニング、自分の体を思うように動かすための「コーディネーショントレーニング」などの動画を配信した。20日に「タバタプロトコル」を配信し、全10回の配信が完了した。同対策本部ホームページには解説資料を公開し、自宅でも取り組めるようにした。
対策本部の担当者は「当初はターゲットエージを想定していたが、大人でもやり応えのあるトレーニングなので、親子で楽しみながら取り組んでもらえれば」と話す。