ゴールドクローバー(大津市和邇高城)が猫用のベッド「キャットソル」のクラウドファンディングを9月4日に開始した。
「キャットソル」はペット用のベッドや家具などを販売しているYAN SHIAN社(台湾)が開発した濯機で丸ごと洗えるオールシーズン型猫ベッドで、海外でのクラウドファンディングを達成し、販売が始まっている。ドーム状のベッドで、TPCファイバーを使用した繊維を長く縫い合わせて作られていて、手触りが滑らかで柔軟性がある。冬はドーム型、夏はお椀型にして一年中使える。
杖・ステッキ専門店「近江一文字」(守山市守山)などを運営するゴールドクローバーの林知史社長は「高齢のお客さんが、飼育している猫のベッドのクリーニングが大変で、猫が毛を飲み込んで病院に行くこともあると聞いた。杖の仕入れをしている関係で取引のあったYAN SHIAN社が猫用のベッドを開発したと聞き、日本総代理店としてキャットソルの販売をしたいと思った」と話す。
クラウドファンディングサイトのGREEN FUNDINGで支援を募った。林さんは「ペットの案件は、達成の見込みがないと最初は断られた」と話すが、クラウドファンディングを開始後2時間で目標金額を達成。29日現在、52万円以上の支援が集まった。
林さんは「キャットソルは付いた毛が取りやすく、洗濯機で洗えるので、メンテナンスが簡単。このベッドが広まることで猫の飼育環境がよくなり、ペットの健康維持に役に立てればうれしい」と話す。
ドーム状のベッドに木製の土台とクッション付きで定価は3万9,600円。支援のリターンとして割引価格で購入できる。クラウドファンディングは10月25日まで。