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平和堂石山リニューアル 生鮮食品を強化「石山のまちを明るく元気に」

平和堂石山オープニングセレモニーでは和太鼓の演奏も行われた

平和堂石山オープニングセレモニーでは和太鼓の演奏も行われた

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 商業施設平和堂石山(大津市松原町)が11月12日、リニューアルオープンした。

平和堂の平松社長、晴嵐学区自治連合会会長の中倉さんらがテープカットを行った

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 同店は平和堂の4店舗目として1970(昭和45)年に開店。5階建ての建物にボーリング場を併設し、ショッピングとレジャーの店として地元に根付いていたが、建て替えのために2018(平成30)年8月に閉店し、仮店舗で営業をしていた。2年3カ月かけて建て替え、延べ床面積11894平方メートル、売場面積9060平方メートルの4階建ての店舗としてオープンした。

 オープニングセレモニーでは地域の子ども112人の手形で作った唐橋焼(大津市唐橋町)の陶板レリーフの除幕式を行い、平和堂の平松正嗣社長、國松正義石山店長、地元晴嵐学区の自治連合会会長の中倉敏和さんらがテープカットを行った。國松店長は「毎日使う便利な店として、皆さんが集い、健康で幸せになっていただく場所になりたい。従業員が生き生きと働き、石山のまちを明るく元気にしていきたい」と話した。

 食料品、衣料品、生活雑貨などの直営店のほか、精肉店「げんさん」や「粉もん おかちゃん」、「パン工房バオバブの木」、平和堂に初めて入店する和菓子店「叶 匠壽庵(かのうしょうじゅあん)」など地元の店を中心に専門店15店舗が入店する。抹茶ジェラート専門店の「抹茶香房こくる」が滋賀県初出店。

 旧店舗より食品の扱いを増やし、生鮮食品を強化。毎日の生活に便利な地域に根差したコンパクト店舗にリニューアルした。平松社長は「これから50年、地域と共に成長していく店にしたい。地域の元気に貢献していければ」と話した。

 営業時間は9時30分~21時。

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