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草津・栗東・守山・野洲で商店街がプロの技を教える「まちゼミ」 今年はオンラインも

ステーキキッチン ボストンコモンで開催される「滋賀でのベイスターズファン仲間の増やし方」講座

ステーキキッチン ボストンコモンで開催される「滋賀でのベイスターズファン仲間の増やし方」講座

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 商店街の店主らが講師として専門知識や情報、コツを無料で受講者に伝える「まちゼミ」が11月16日から、湖南4市(草津、守山、栗東、野洲)の商店街で開催される。

ダスキンの掃除のプロが教える掃除教室(過去開催時の様子)

 「まちゼミ」は「得する街のゼミナール」の略。愛知県岡崎市で2003(平成15)年に始まった。「まち」を舞台に複数店舗が共同して開催するイベントで、商店街の活性化策として注目された。2011(平成2)年11月に守山商工会議所が実施したことをきっかけに、2012(平成24)年11月から湖南4市の商工会が協力して毎年開催している。

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 63店舗が参加し、各店が趣向を凝らした講座を行う。着物店「和蔵」(草津市大路)は「知らず知らずに使っている着物言葉」と題して着物が語源となっている言葉について教える。自転車店の「キヨシ商会」(守山市立田町)はスポーツバイクのチューブ交換の講座を実施。託児所の「キッズルームたんぽぽ」(草津市若竹町)はピラティスやバレエの要素を取り入れたストレッチの講座を、ダスキン湖南守山支店(守山市千代町)は掃除教室を開く。

 新しい取り組みとしてオンラインまちゼミを取り入れ、メナードサロン草津渋川店(草津市渋川)の「マスクの中のスキンケア」と、フランス菓子教室girasol(守山市古高町)の「動画で繰り返し学べるクリスマスケーキ」の2講座がオンラインで行われる。事務局の新野達也さんは「各店舗は新型コロナウイルス対策を取って開催するが、オンライン講座は店舗に行けない顧客と店をつなぐ新しい可能性を秘めている」と期待を寄せる。

 2018(平成30)年から「滋賀でのベイスターズファン仲間の増やし方」講座を開いているステーキキッチン「ボストンコモン」の店長の松山竜太さんは「講座に参加したことがきっかけで、毎月開催しているベイスターズファンの集まりにも参加してくださるヘビーユーザーの方もいる。本当のファン同士でないと分かり合えない細かいところを話し合える仲間や場所が、ほとんど滋賀、関西にはないので喜んでいただいている。まちゼミに参加したことでベイスターズファンの来店が増えた」と話す。

 守山商工会議所商業部会長の鵜飼重樹さんは「今年は新型コロナウイルスの影響で実施を見送ることも検討したが、このような状況下だからこそ、商業者の頑張りを積極的にPRして、まちに活気を取り戻したいとの思いで実施に至った。前年度より出店者数は減っているが、新規出店事業所もあるので、ご参加いただければ」と呼び掛ける。

 開催日時は各店舗によって異なる。受講無料(一部講座は要材料費)。12月25日まで。