![滋賀レイクスターズの釜渕社長、大津地方法務局山家局長、人権イメージキャラクターの「人KENまもる君」と「人KENあゆみちゃん」、滋賀レイクスターズのマスコットキャラクター「マグニー」](https://images.keizai.biz/biwako-otsu_keizai/headline/1607407738_photo.jpg)
Bリーグ1部の滋賀レイクスターズが令和2年度人権擁護功労賞法務大臣感謝状を受賞し、12月5日にウカルちゃんアリーナ(大津市におの浜)で開催の第11節滋賀レイクスターズ対シーホース三河戦で表彰式が行われた。
人権擁護功労賞は、人権擁護委員の活動などを通じて関わりのある企業や団体、個人の中から、人権擁護上顕著な功績があったと認められた者に対して、法務大臣または全国人権擁護委員連合会会長が表彰を行うもので、本年度は10組の団体や個人が表彰を受けた。
滋賀レイクスターズは、2010(平成22)年度から滋賀県、大津地方法務局、滋賀県人権擁護委員連合会などで構成する「滋賀県人権活動ネットワーク協議会」と協力して人権啓発活動を行ってきたことが評価され、法務大臣感謝状を受賞することになった。2012(平成24)年からは県内の小中学校向けにバスケットボール教室と人権擁護委員による講話を組み合わせたスポーツ人権教室を開催。昨年度までに14回実施した。
本年度は新型コロナウイルスの影響で学校訪問を取りやめ、ユーチューブで「じんけんスクールwith滋賀レイクスターズ」として、村上駿斗選手、晴山ケビン選手、伊藤大司選手が出演し、学生時代の経験やチームメートへの接し方などの質問に答える全3回の動画を公開した。
表彰式では、大津地方法務局の山家史朗局長から滋賀レイクスターズの釜渕俊彦社長へ賞状が贈られ、山家さんが上川陽子法務大臣の祝辞を代読した。
釜渕社長は「このような賞を賜り、大変光栄に思う。啓発活動を通じてスタッフをはじめ私たちが人権について考える機会をたくさんいただいた。これからもプロスポーツクラブだからこそできることを率先して取り組んでいきたい」と話した。