東京2020オリンピック・パラリンピックの聖火リレートーチ展示が1月18日、守山市内2カ所で始まった。
滋賀県はオリンピック・パラリンピックの聖火リレーを周知するために、1月4日から5月21日までの間、滋賀県庁(大津市京町)と、19市町全てを巡回してトーチを展示している。
トーチの展示は高島市から始まり、長浜市までの聖火リレーと同じ順番で展示。守山市は2市目の展示となる。守山市役所(守山市吉身)にパラリンピックのトーチを、守山市立図書館(守山)にオリンピックのトーチを展示している。守山市は「サイクリストの聖地」として、自転車に聖火トーチを取り付け、琵琶湖大橋を渡る自転車ランナーを予定している。
滋賀県スポーツ課の西川清彦さんは「聖火リレーは皆さんの心をつなぎ、滋賀の魅力を知っていただく一生に一度、あるかないかのイベント。新型コロナウイルス対策をして聖火トーチをご覧いただければ」と呼び掛ける。
聖火リレーは3月に福島県からスタートし、全国47都道府県を巡る。滋賀は30番目で、5月27日に高島市のマキノピックランドを出発し、琵琶湖大橋を渡り、県南部の各市をリレー。1日目は大津市でゴールする。28日は甲賀市の水口スポーツの森陸上競技場をスタートし、県内を北上。長浜市の豊公園でゴールする。高島市のメタセコイア並木、近江八幡市の八幡堀、彦根市の彦根城など19の市町の観光スポットも走る。
西川さんは「聖火リレーの様子はNHKでライブビューイング放送される。地元のどこを走っているかをご覧になって、滋賀の魅力を知っていただきたい」と話す。
守山市での展示は今月22日まで。市役所の開所時間は8時30分~17時15分。図書館の開館時間は10時~19時。25日からは野洲市役所(野洲市小篠原)で展示される。