Bリーグ1部の滋賀レイクスターズは1月27日、谷口光貴選手のBリーグ2部香川ファイブアローズへの期限付き移籍を発表した。
谷口選手は1992(平成4)年12月18日生まれ、187センチ85キロで、ポジションはシューティングガード・スモールフォワード。2019(平成31)年、川崎ブレイブサンダースから滋賀レイクスターズに加入した。2019-20シーズンは24試合の出場で平均出場時間8分8秒と出場機会に恵まれなかったが、オフシーズンにトレーニングで筋肉量を増やして体重を5キロ増量。「コンタクトで負けなくなってきている。前までだったら押し込まれていたところが押し込まれなくなった」と自信を持って開幕を迎えた。
10月11日の横浜ビー・コルセアーズ戦では、ショーン・デニスヘッドコーチに「外国籍選手2人が入ってきたら、今あるプレータイムも減る。ベンチメンバーのチームへの影響力が少ないので、誰かがステップアップしてほしいと伝えたら、谷口選手がステップアップしていい働きをしてくれた」と評価され、初勝利に貢献。11月7日・8日のアルバルク東京戦では両日とも20分以上のプレータイムを得て、2試合で3ポイントシュート5本を含む21得点をあげた。その後はプレータイムが安定せず、DNP(ベンチ入りしたが出場無し)も3試合あった。2020-21シーズンは29試合中26試合に出場し、平均出場時間11分59秒、1試合平均得点3.5得点。
谷口選手は「この度は、突然の御報告となってしまいましたが、期限付移籍で香川ファイブアローズへ移籍することになりました。レイクスブースターの皆様とシーズンを最後まで戦うことができなくなってしまったことには寂しさが残ります。今回の話を頂いた時、私自身は、今後の自分のキャリアを考え、話を前に進め、チームを離れる決断をしました。今回の決断を受け入れてくれたコーチ、クラブ、そしてチームメイトに本当に感謝しています。そして、これまでの、ブースターやスポンサーの皆様の、たくさんのサポートに感謝しています。熱烈な皆さんと喜びや、悔しさ、さまざまな感情を共感できるホームゲームが楽しみでした。チームとは違う道を進むことになりましたが、今後とも温かく見守っていただけるとありがたいです。本当にありがとうございました」(原文ママ)とコメントした。