野洲市産の野菜や琵琶湖産の湖魚を使った限定メニューを提供する「野洲まるかじりウイーク」が6月7日から野洲市内の飲食店29店で開催される。
野洲市の料理人、農業、漁業が協力してまるかじりウイーク特別メニューを開発した。野洲でしか食べられない「野洲ならではの料理」をテーマに、29店がそれぞれ趣向を凝らしたメニューを提供する。
野洲駅前バル実行委員会の杉田浩一郎委員長は「野洲市全体の商工業の復興の足掛かりのために、まずは駅前商店エリアで野洲まるかじりウイークを開催することになった。地元農家などの生産者さんたちにも参加していただき『地元で育て、地元で調理し、地元で食べる』地元で助け合いができるイベントにしたい」と話す。
鮨雅(野洲市北野)は野洲川に自生するタデを練り込んだタデ麺に琵琶湖産の天然アユをのせた「あゆ蓼(たで)麺と鯖(さば)寿し」(1,400円)、ライブ&カフェ森のくまさん(小篠原)は野洲市産タマネギを使い、近江富士(三上山)を模した「近江富士カレー」(750円)、肉居酒屋成(北野)はナス、ニンジン、トマト、ズッキーニなど野洲市産の野菜をふんだんに使った「地場野菜のラタトゥイユ」(800円)を提供する。
きなこっぺ(小篠原)のきなこ揚げパン(280円)、チョバル(北野)の「ジャークチキン野洲野菜のトマトソースがけ」(990円)、カフェダイニングLOOP(市三宅)の「野洲野菜の冷製パスタ」(880円)など一部、テークアウトできるメニューもある。
杉田さんは「野洲の地産地消の限定メニューを皆さんに楽しんでいただきたい」と呼び掛ける。
営業時間、店休日は各店舗により異なる。今月11日まで。