ふくさの製造販売を手掛ける「清原」(守山市古高町)が6月1日、日本古来のハーブ「和ハーブ」を使ったマッサージソルト「和奏マッサージソルト フローラルハーブ」の販売を始めた。
滋賀県の新型コロナウイルス対応経済支援策「中小企業等新事業創出連携推進事業補助金」を活用し、「清原」と井入農園(守山市立田町)が協力して商品開発をした。「清原」の和奏ブランドマネジャーの清原みどりさんは「百貨店で化粧品販売の仕事をしていたときからオリジナル化粧品を作りたいと思っていた。異業種が協力して本業とは違う何かを作るというチャンスをいただき、化粧品の開発を始めた」と振り返る。
「おうち時間が長くなり、マッサージやエステに行くのも難しい状況で、家で続けられて、リラックス効果のあるものを」と井入農園が取り組む「和ハーブ」である「カズサヨモギ」のエキスをベースに、3種類の塩をブレンドした。ゼラニウム、オレンジ、イランイランなどの10種類のアロマを配合。清原さんは「ハーブやかんきつ類のアロマで優しい自然な香りに仕上げた」と話す。
「私も毎日使っているが、塩なので湯にすぐ溶け、肌なじみがいい。背中をマッサージしようと腕を伸ばす動作がストレッチにもなっている。全身をマッサージすることで、自分の肌の調子や体の調子も分かる。家でできる楽しいことの一つになれば」と呼び掛ける。
価格は、100グラム=2,200円、300グラム=4,400円。和奏オンラインショップと、清原内の和奏ショールーム、守山市駅前総合案内所(守山市梅田町)で販売している。7月1日~5日に阪急うめだ本店(大阪市北区)で開催される「rooms JOURNEY 01」でも販売される。