スマートフォンを使ったモバイルスタンプラリー「秋は守山で歴史体験 自転車スタンプラリー」が現在、守山市内で開催されている。
浮気城址(ふけじょうし、住吉神社・守山市浮気町)や矢島御所跡(矢島公民館・矢島町)、大庄屋諏訪家屋敷(赤野井町)などの史跡6カ所と河西イチゴ園(立田町)、ファーマーズマーケット「おうみんち」(洲本町)、びわこ地球市民の森(水保町)、洋菓子店「モンレーブ」(勝部)の4カ所、合計10カ所に設置されたQRコードを読み取ってスタンプを集める非接触のモバイルスタンプラリー。1カ所でもスタンプを集めると、守山市の特産品が当たる抽選サイトにアクセスできるようになる。
最終日にワークショップを予定していたが、滋賀県の緊急事態宣言が延長されることから、ワークショップを中止し、モバイル抽選会に変更した。
守山観光物産協会の担当者は「コロナ禍で遠方や観光地に出掛けづらくなった今、密を避け、親子で楽しめるように、地域の歴史的資産を生かした自転車スタンプラリーを企画した」と話す。
「私も企画をしている時に、市内に35を超える居城や陣屋が存在していたということを知った。自分の住んでいる町も、昔に誰かが城を建て、命を懸けて守っていたのかもしれないと思いをはせて、歴史に興味を持つきっかけになれば」と話す。
9月26日15時30分まで。