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元Jリーガー村田和哉さんサッカーチーム名募集 「滋賀にJリーグを」

チーム名募集のチラシを持つ村田和哉さん

チーム名募集のチラシを持つ村田和哉さん

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 元Jリーガー村田和哉さんが現在、滋賀県に新しくつくるサッカーチームのチーム名を募集している。

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 村田さんは守山市出身で、2006(平成18)年に野洲高校(野洲市)で全国高校サッカー選手権優勝を経験。セレッソ大阪、清水エスパルス、柏レイソルなどJリーグで活躍し、2021年1月31日に現役を引退した。

 引退会見時に、今後の目標を「滋賀県にJリーグのチームをつくること」と発表し、Jリーグチームの設立に向けて活動や、守山市でサッカー教室を主催し、スポーツを通じての人材育成などに取り組んでいる。

 5日にチーム名の募集を始めると、「滋賀から全国に明るい未来を」「琵琶湖のように日本一に」「スポーツで滋賀県を盛り上げてほしい」などといったメッセージと共に1週間で200件を超える応募があった。村田さんは「皆さんが滋賀にJリーグチームを望んでいるのだと実感できた。毎日、皆さんの応募を見るのが楽しみ」と話す。

 村田さんは現在、小学生向けのサッカースクール「未来スタジアム」を運営している。自分の夢がかなったと仮定して書く「未来新聞」を夏休みの課題にすると、「プロへの憧れを持ち続け、2031年、村田和哉率いるJリーグチームに入団できた」という「未来新聞」を提出した小学生もいたという。村田さんは「子どもたちの夢の中に自分の夢も入れてもらっていることがうれしい。滋賀県民、皆の夢になりたい。最終目標は、滋賀県にJリーグチームができること。僕が発信することで、県民の皆さんが、『Jリーグチームが欲しい』と思うきっかけになれば。今ある県内のサッカーチームとも共創して、一緒に滋賀のサッカー界を盛り上げていきたい」と話す。

 「『滋賀にJリーグ』をと言い続け、県民を巻き込み、自分なりにできることにチャレンジしていきたい。県民に『滋賀にJリーグが必要』と思ってもらえる日まで、挑戦し続けたい」と今後の目標を話した。

 チーム名募集は20日まで。10月7日に発表予定。応募の条件はチーム名に「滋賀」を入れることと、国内外のスポーツチームと同じ名称を使わないこと。応募者には抽選で村田さんのサイン入りグッズや、滋賀県の農産物を進呈する。サッカーチームは、2022年の滋賀県リーグ参入を目指して活動する予定。

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