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堅田で地域の子どもたちに「船上こども食堂」 船に乗って琵琶湖の上で食事を

「船上こども食堂」を開催する杢兵衛造船所の仲野さん

「船上こども食堂」を開催する杢兵衛造船所の仲野さん

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 地域の親子が船で琵琶湖を遊覧しながら食事する「船上こども食堂」が10月9日、杢兵衛(もくべえ)造船所LWYC(大津市今堅田)で開催される。滋賀県社会福祉協議会の紹介を受け、堅田公民館で実施している「かたばみ食堂」の親子8組、24人が参加する。

こども食堂の会場となる「一番丸」船内

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 船の設計、建造、製作、修理を行う杢兵衛造船所は、琵琶湖の遊覧船「ミシガン」や「メグミ」や水質調査船、消防艇、警備艇などの製造を手掛けている。新型コロナ禍で旅行などに行けない地元の子どもたちのコミュニケーションの場になればと外輪汽船「一番丸」でこども食堂の開催を決めた。

 当日は杢兵衛造船所から出向し、船内でカレーライスを食べ、琵琶湖大橋の下をくぐり、Uターンして南下し、浮御堂の近くまで行き、杢兵衛造船所に戻る。船内では琵琶湖にまつわるクイズなどのレクリエーションをする予定。

 同社の常務取締役、仲野智之さんは「造船だけでなく観光船の運航もしているが、コロナ禍になり、2年間観光船の運航をしていない。滋賀にいる子どもたちは、琵琶湖があり、船があるが、船に乗る機会はあまりない。船に乗って食事をして、琵琶湖の良さを知ってもらいたいと思った」と開催のきっかけを話す。

 「父親が子どものころは、琵琶湖大橋もなく、船が移動手段だったと聞いた。浜大津から近江舞子までのスキー船や、水泳船が運航していたこともあったらしく、昔はもっと船に乗っていたはず。琵琶湖で船に乗ることで、心の中に琵琶湖や船が少しでも残ってくれたら。琵琶湖が滋賀に住んでいる子どもの自慢になってほしい」と話す。

 「大津市内のほかのこども食堂の親子を招待して、今後も続けていきたい。『また船に乗ってみたい』『家族で船に乗りに行こう』と、地元の観光に関心を持ってもらうきっかけになれば」とも。

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