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「非密の花火大会」 大津、琵琶湖大橋など琵琶湖岸11カ所で同時に打ち上げ

雄琴温泉付近で打ち上げられた花火を対岸から撮影

雄琴温泉付近で打ち上げられた花火を対岸から撮影

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 場所を知らせずに花火を打ち上げる「非密の花火大会inびわ湖一周2021」が10月2日、琵琶湖岸11カ所で開催された。

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 当初は8月28日の開催を予定していたが、滋賀県に緊急事態宣言が発令されたことを受け、9月18日に延期していた。再び緊急事態宣言が延長され再延期となり、開催は10月2日にずれ込んだ。

 発起人代表の馬場真作さんは「8月の時点では、開催に対して批判的な声もあった。批判コメントには一つ一つ対応してきたが、不安に思う人がいるならやるべきではないと判断し、延期を決めた。延期が2度になり、花火業者やメンバーの日程調整が大変だった。台風の心配もあったが、なんとか開催することができた」と振り返る。

 「非密の花火大会」は、昨年に続き2回目の開催で、馬場さんは「2回目だからこその苦労もあった。サプライズ感が薄れる中で、盛り上がりが必要だと考えた」と明かす。今年は、琵琶湖大橋の南側と北側、大津市、近江八幡市、彦根市、長浜市など県内11カ所で同時に花火を打ち上げた。ドローンで撮影し、ユーチューブでライブ配信した。SNSには「家から見えた」「音だけ聞こえた」などという声が寄せられ、それぞれがそれぞれの場所で5分間、75発の花火大会を楽しんだ様子がうかがえた。

 馬場さんは「2回目の大会もクラウドファンディングで支援してもらい、とてもありがたい。非密の花火大会は今年が最後の開催となり、来年はいつも通りの花火大会が開催されることを願っている」と話した。

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