元Jリーガー村田和哉さんのサッカーチーム名が10月7日、「VIABENTEN SHIGA(ヴィアベンテン滋賀)」に決まった。
村田さんは守山市出身で、2006(平成18)年に野洲高校(野洲市)で全国高校サッカー選手権優勝を経験。セレッソ大阪、清水エスパルス、柏レイソルなどJリーグで活躍し、2021年1月31日に現役を引退した。
引退会見時に、今後の目標を「滋賀県にJリーグのチームをつくること」と発表し、2022年滋賀県社会人3部リーグへの参入予定に向け活動をしている。9月5日からチーム名を募集すると、県内外から611件の応募があり、「ヴィアベンテン滋賀」に決定した。
VIAは琵琶湖の琵琶、BENTENは弁天を意味している。発案者は「琵琶湖の竹生島に祭られている弁才天が持つ楽器の琵琶と形が似ていることで琵琶湖と名付けられたことからヴィアベンテンと名付けた。常に勝利を求めてほしいという思いから頭文字をVにした」とコメントした。
村田さんは「想像していた以上の応募があり、驚いた。琵琶湖が由来の名前が多く、勝ってほしいという思いを込めた名前も多かった。皆さんのチーム名に対する思いや、心温まるメッセージがうれしかった」と話す。
11月7日・14日には選手セレクションを実施する。村田さんは「Jリーグを目指す若い選手はもちろん、高校でサッカーをやめたけれど、本気でもう一度やってみたいという人の思いも大事にしたい。集まってくれる選手を大切にしたい」と話す。
選手セレクションの開催時間は7日=19時~21時、14日=20時~22時。2022年4月時点で18歳以上が対象。11月3日締め切り。