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守山で市制50周年記念講演 バレーボール銅メダリスト迫田さん子どもに助言

バレーボール銅メダリスト迫田さおりさんと司会の田中大貴さん

バレーボール銅メダリスト迫田さおりさんと司会の田中大貴さん

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 守山市市制施行50周年記念事業として「迫田さおり氏スポーツ記念講演(トークショー)」が11月6日、守山市民ホール(守山市三宅町)で開催された。

子どもたちの質問に丁寧に答える迫田さおりさん

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 守山市は県内7番目の市として1970(昭和45)年7月1日に市制を施行。2020年に市制施行50周年を迎え記念事業を予定していたが、新型コロナウイルスの影響で1年延期となっていた。

 2025年に滋賀県で開催される国民スポーツ大会では、守山市が少年女子バレーボールの開催地となることから、トークショーには、元バレーボール日本代表・ロンドン五輪銅メダリストで東レアローズ(大津市)に所属していた迫田さおりさんを招いた。

 フリーアナウンサーの田中大貴さんが司会を務め、市内のバレーボールチームに所属している小学生の質問に迫田さんが答える場面では、「試合で自分のミスが続くと、失敗が怖くなって強気なプレーができなくなる。どうすればいざというときに負けない心と強い気持ちをもってプレーできるか」という質問に、迫田さんは「コートに上がったら、『私はできる』と自分自身に魔法をかけていた。バレーボールは1セット25点まである。失敗しても次に取り戻せば大丈夫。私はできる、と言い聞かせることが大事」と答えた。

 小学6年生の女子児童の「身長が低く、アタックをうまく打つことができない。どうすれば背の低い私でも鋭いアタックを打ち、ポイントを決めることができるか」という質問には、迫田さんは「私も代表としては身長が低い方だった。身長があるからポイントが決まるというわけではない。現役時代、打てなくなったときに大切にしていたことは、『助走をしっかりと取る』こと。助走がなければ高く飛べない。ジャンプに向けた踏み込みが大切。そこから強く打つ練習をすればよい」と答えた。

 来場した守山市の男性は「迫田さんがバレーボール少女の質問に優しく丁寧に答えていたのが印象に残っている」と話した。

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