瀬戸内海直送の魚を使った洋食を提供するレストラン「ここしか」(大津市衣川)が12月16日、オープンした。
店主の永田浩之さんの地元である愛媛の市場から直送された魚や大津市内の畑で育てた野菜を使い、赤身肉の赤ワイン煮込み、アクアパッツァ、カルパッチョ、パスタなどイタリアン料理を中心とした洋食を提供する。
17年間大阪の飲食店で働き、独立した永田さんは「以前から36歳で独立したいと思っていたところに、タイミングよく物件が見つかった。愛媛の市場に親戚がいて、新鮮な魚を仕入れることができることが強みになる。店で使いたいと畑で野菜を育て、準備してきた。魚、野菜など新鮮なものを使い、素材を生かした料理を作りたい」と話す。
愛媛から仕入れる魚はタイ、カワハギ、メバル、サワラなど旬の鮮魚で、その時によって入荷する魚が異なる。永田さんは「朝に漁港に揚がった魚が入荷できる日もある。日によって違うので、問い合わせてもらえれば」と話す。
カウンター席9席とテーブル席4~6席の店内は和のテイストも取り入れた内装にした。永田さんは「お客さんとの距離が近く、目の前で調理するのを見てもらえる。ここでしか食べられないものを、ここでしか味わえない雰囲気で楽しんでもらえれば。地域に愛される店になりたい」と意気込みを見せる。
永田さんは「小さな店で、満席になることもあるので、予約してもらえれば」と呼び掛ける。
営業時間は17時~22時。