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滋賀の地酒を使ったスイーツ「酒粕のチーズムース」 「味に奥行きのある大人のスイーツ」

琵琶湖ホテルで販売中の「酒粕チーズムース」

琵琶湖ホテルで販売中の「酒粕チーズムース」

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 滋賀の地酒の酒かすを使った「酒粕(かす)チーズムース」のテークアウト販売が12月8日、琵琶湖ホテル(大津市浜町)のカフェ ベルラーゴで始まった。

5種類の味を販売する予定

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 高島市にある蔵元「福井弥平商店」の「萩乃露」の酒かすを使ったムースで、チーズムースの上に滋賀県産の朝宮茶や高島市安曇川の名産アドベリーなどのソースをのせた。抹茶味、アドベリー味、ブルーベリー味、マンゴー味の4種類と、2月・3月の期間限定でストロベリー味を販売する。

 同ホテルは2020年12月から地元食材を使ったスイーツの提供を始め、滋賀県産の材料を使ったシュークリーム「シュー・ア・ラ・クレーム ビワコ」を発売した。第2弾は、通常の菓子素材以外に目を向けて滋賀の食材を試し、「萩乃露」の酒かすを使うことにしたという。

 製菓料理長の廣瀬彰さんは「萩乃露の酒かすは特にみずみずしく、スイーツの素材として高いポテンシャルを感じた」と話す。

 福井弥平商店の福井毅社長は「ソースのプルンとした食感と、ムースのしっとりとした食感にコントラストがあって面白い。甘さが控えめで、苦みや渋みといった酒かすの奥行きある味わいもほのかに感じられ、大人が飽きずに食べられる味」と喜ぶ。

 廣瀬さんは「若干アルコールが含まれるので、大人向けのスイーツ。琵琶湖ホテルの新しいスイーツを味わってもらいたい」と呼び掛ける。

 価格は400円。提供時間は11時~17時。カフェ ベルラーゴでイートインもできる。

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