京阪石山坂本線の車内で3月20日に行われるジャズライブ「湖都古都おおつJAZZ電車」の前人気が高く、2月27日で早くも定員に達した。
同イベントは、昨年夏に浜大津で開催されたジャズフェスティバルをきっかけに、京阪大津線の利用促進を図ることを目的とした市民団体「大津の京阪電車を愛する会」が企画するもの。
当日は浜大津駅を出発し、石山寺駅と坂本駅で15分ずつの休憩を取りながら約1時間30分をかけて両駅間を往復する。2両編成の車内では、プロのジャズミュージシャン8人が2組に分かれ各車両で異なった内容の演奏を披露する。
同会事務局の奥川豪さんは「上は78歳まで幅広い年齢層の申し込みがあった」と話す。「当日は飲食物の持ち込みもできるので、プロの演奏を聴きながらいつもと違った電車の雰囲気を楽しんでもらえれば」とも。