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滋賀レイクスターズ京都に連敗 キャプテンの成長、スミス選手ホーム初出場も

2日とも2桁得点のキャプテン柏倉哲平選手

2日とも2桁得点のキャプテン柏倉哲平選手

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 Bリーグ1部の滋賀レイクスターズが3月19日・20日、YMITアリーナ(草津市野村)で開催された2021-22シーズン第25節で京都ハンナリーズと対戦した。

ホーム初出場となったワース・スミス選手

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 19日は4クオーター(Q)終了間際にキーファー・ラベナ選手のシュートが決まり、同点に追い付いて延長戦までもつれる拮抗(きっこう)した展開になるが、京都のデイヴィット・サイモン選手をゴール下で止めることができず、96-102で敗れた。

 20日は立ち上がり、「ディフェンスのルールを徹底できなかった。皆で一つのボールを守ることができず、簡単にレイアップで決められた」と柏倉哲平選手が振り返ったように、京都に得点を重ねられ、一方の滋賀はシュートを3本しか決めることができず、1Qを7-23と大きくリードされる。

 2Qはラベナ選手がハーフラインで激しいディフェンスをして、京都のパスミスを誘うなどボールへの執着心を見せ、チームでパスを回し、得点が決まり始める。29-39と10点差で後半へ。

 3Q、6点差まで迫るも、この日もサイモン選手を止めることができない。京都にフリーで3ポイントシュートを決められるシーンも目立ち、点差が開いていく。インサイドを固める京都のディフェンスに、ゴール下でのショーン・オマラ選手へのパスが渡らず、滋賀は得点ができない時間帯が続く。攻撃の要のラベナ選手が2度目のアンスポーツマン・ライク・ファウルで退場し、滋賀は得点を伸ばすことができず、57-79で連敗した。

 ルイス・ギルヘッドコーチは「チームのやってくれたことに満足しているところもあるが、フィジカル的に2試合連続で同じように戦うことは難しい。(けが人や新型コロナウイルス濃厚接触者となり練習ができなかった選手がいることで)ローテーションが少なく、疲労がたまっているが、言い訳せずにハードワークを続けていきたい」と話した。

 2日間での収穫は「個人的に、テツ(柏倉選手)に成長が見られた。将来的にいい選手になるための責任が芽生えてきている」とキャプテンの成長を評価した。

 連日、プレータイムが30分を超えている柏倉選手は「疲労がないと言ったらうそになるが、言い訳にしか過ぎない。長いプレータイムをもらっている以上、チームのために体を張ってプレーしたい。もっと自分がシュート確率を上げていれば、チームが楽になるので、そこを突き詰めていきたい」と話した。

 11日に加入が発表され、今節がホーム初出場となったワース・スミス選手は、滋賀で今シーズン4チーム目の移籍となる。「チームが変わると求められるプレーも、ディフェンスのシステムも変わる。同じコールでも内容が違うので、一瞬迷って遅れてしまって、チームに迷惑をかけていることがあった。もっと早くフィットできるようにしたい。コーチ、選手と仲間になれることは楽しみでもある。たくさんの人と出会っていろいろ学んでいることをポジティブに捉えていきたい」と話した。

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