大津市ゆかりの武将・木曽義仲のイラストが4月9日、JR膳所駅(大津市馬場)にお目見えした。
現在放送中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場する木曽義仲が大津市で生涯を終え、墓が義仲寺(ぎちゅうじ、大津市馬場)にあることから、大津市観光振興課が同寺最寄り駅の膳所駅に掲出した。
イラストは大津市出身の漫画家の唐々煙(からからけむり)さんが描き下ろした。刀をくわえ弓を引く木曽義仲と共に戦う巴御前とを描く。北口通路には、幅7メートル70センチ、高さ2メートルのイラストを掲出。階段・エスカレーター上部には、幅6メートル、高さ1メートル60センチのイラストを掲出した。
イラストの左下にあるQRコードを読み込むと、特設ホームページ「鎌倉殿×13のゆかりの地木曽義仲最期の地をめぐる」にアクセスでき、義仲寺のほか、木曽義仲の家臣・今井兼平の墓などゆかりの地や、周辺のグルメガイド、散策のモデルコースなどを見ることができる。
観光振興課の担当者は「地元出身で、びわ湖大津観光大使にも任命されている唐々煙さんにお願いしたイラスト。大河ドラマをきっかけに膳所を盛り上げていければ」と期待を寄せる。
掲出は当面12月末までを予定する。