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大津港にビワイチ拠点サイクルステーション レンタサイクル、カフェも

サイクルステーション大津港店長の坂口さん

サイクルステーション大津港店長の坂口さん

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 自転車で琵琶湖一周する「ビワイチ」の拠点となるサイクルステーション「o-portable(オーポータブル)」が4月28日、大津港内にオープンする。

自家製ハムとチーズのサンドイッチとカフェラテ

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 レンタサイクルと自転車部品の販売をするサイクルステーション大津港と、カフェ「Bird Cafe(バードカフェ)」を併設している。サイクルステーションではキッズバイク、スポーツバイク、e-bike(電動アシスト付き自転車)などをそろえた。レンタサイクルを利用した場合、ヘルメットとライト、ワイヤーロック、パンク修理セットを無償で貸し出す。ヘルメット、サイクルウエア、チューブなどの自転車部品、自転車の販売もしている。

 店長の坂口誠也さんは「大津にはビワイチの途中で寄る場所があまりなく、通り過ぎる人が多かったが、カフェもあり、自転車の調整や修理もできるので、ここをビワイチの拠点にしてもらいたい。自転車で大津観光をしてもらえるように情報を発信していきたい」と話す。

 「サイクリングをしたことがない人でも、手ぶらで来てビワイチを体験できるので、気軽にチャレンジしてほしい。地域住民の皆さんが大津のいいところを再発見する機会にもなれば」とも。

 お薦めというサイクリングルートは「大津港から三井寺や琵琶湖疎水、近江神宮をめぐるルート。山の方は電車のアクセスが悪く、観光シーズンは道が渋滞するが、電動自転車なら簡単に行くことができる。近江大橋を渡って北上するルートや、湖西から回って琵琶湖大橋まで行くルートなども景色がきれい」と話す。

 「Bird Cafe」は、ウッドペッカー(大津市滋賀里)のパンで作る「自家製ハムとチーズのサンドイッチ」などのサンドイッチと、コーヒーを提供する。カフェを運営する高栄ホームの奥内康成さんは「サンドイッチを持ってビワイチに行ったり、琵琶湖岸でピクニックしたりできるようにテイクアウトにも対応する。サイクリストや市民の憩いの場になれば」と話す。

 カフェでは「走り井餅」や近江牛しぐれ煮などの大津市の名産や西川貴教さんの「NOTE」オフィシャルスイーツ「米粉フィナンシェ」「西川餅」など、新旧の滋賀県みやげも販売する。

 大津市企画局がカフェ内に給水スポットを設置。奥内さんは「SDGsの取り組みとして、ボトルや水出しのハーブティー、ドライフルーツなどを販売し、マイボトルの利用を促したい」と話す。

 営業時間は9時~17時。4月30日~5月8日と、5月・9月13日~11月23日の土曜・日曜・祝日は8時~18時。冬期(12月16日~2月19日)は休業。

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