滋賀県の良さを食、緑、環境などのテーマに沿って発信するイベント「こだわりマルシェ」が5月28日、南草津駅西口東山道記念公園(草津市片原)で開催される。
地産地消や農業の振興を目的に活動している「こだわり滋賀ネットワーク南部・甲賀支部」を中心に、行政、高校、市民団体などが協力して実施する。
こだわり滋賀ネットワークは伊吹ハムや小アユのしょうゆ煮、日野菜漬けなどの滋賀県産食材を盛り合わせた「こだわりプレート」を提供する。湖南農業高校は滋賀県産小麦を使ったサブレと、生徒が果物を育て加工したジャムを販売する。
ガラス容器の中で苔(こけ)を育てる「苔テラリウム」や、布に蜜ろうを染み込ませた繰り返し使えるラップ「みつろうラップ」、乳がんの早期発見・早期治療を啓発するシンボルマーク「ピンクリボン」を作るワークショップも開く。
こだわり滋賀ネットワーク広報の大塚佐緒里さんは「新しく移り住んだ人が多い南草津の人に、街中にいながら滋賀県の良さを食と緑を通して知ってもらいたい。地元の食材を食べて応援し、発信できる仲間をつくり、豊かな街を育むきっかけになれば」と呼びかける。
開催時間は11時~15時。事前予約制。雨天時は食べ物ブース、蜜ろうラップ、ピンクリボン作りはフェリエ5階調理室で行い、苔テラリウムは中止。